バラの育て方・栽培方法のコツ

バラの育て方。バラに必要な肥料や土、剪定について。
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バラは紀元前から栽培されていたと言われていて、古くから人々に愛された植物です。海外はもちろん日本でも人気の花ですよね。見た目も豪華で、華やかな雰囲気にぴったりの花です。

この記事ではそんなバラの育て方や気をつけたいポイントについてご紹介します。

目次

バラの特徴について

バラは香りがよく、幾重にも重なった花びらが特徴です。香りが良いことからバラからとれるローズオイルは香水にも使われています。

赤やピンク・黄色・白など色も豊富で、また切り花向きのものから、つる性のものなど品種も多いですね。色や品種以外にも、形も様々なので色々な種類のバラを育ててみるのも楽しいと思います。

バラの育て方スケジュール

苗植え 2月〜3月
開花 4月〜11月

バラの植え付けは冬の終わりの2月から3月にかけてがベストです。

開花は4月から11月までと長い期間楽しむことができるので、初心者の方にもおすすめです。また冬の間は剪定をする必要があります。

バラがよく育つ土の性質

バラは弱酸性の土を好むので、庭の土などを使用して酸性が強い場合は苦土石灰を混ぜることで酸性を弱めてください。

逆にアルカリ性が強い場合はピートモスなどを加えることでアルカリ性を弱めることができます。

自分で土を作る場合は赤玉土6:腐葉土2:堆肥2の割合で作ることをおすすめします。

バラに必要な肥料

バラは肥料食いと呼ばれるほど、肥料が必要な植物です。たくさんの花を咲かせるため、肥料がかかせません。

最初に植え付ける時に元肥(油かす・骨粉など)を混ぜておきます。植え付けてからは特に花が咲いている期間は定期的に液体肥料を与えることも必要です。

ただしチッソ分が多いと「灰色かび病」という病気にかかりやすくなるので、肥料のチッソ量が多いものは控えましょう。肥料の袋にチッソは「N」という表記で書かれています。

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バラを植える時のポイント

初心者の方がバラ苗を購入する場合は、大苗を購入することをおすすめします。ある程度育った大苗のほうが、丈夫で育てやすいからです。

また植え付ける時には、根を崩さずにそのまま植え付けるようにしましょう。

地植えだと根が張りやすい分株が大きく育ちますが、鉢植えでも育てられます。

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初めてバラを育てる方は、鉢植えにしたほうが雨風を防ぎやすいので失敗もしにくいです。

バラを育てるのに適した場所

バラは日当たりで花のつき方や枝葉の育ち具合に影響するほど日光を好むので、日当たりの良い場所が適しています。

午前中から昼過ぎにかけてしっかり日光の当たる場所だと、丈夫に大きく育ちます。

バラの水やりの頻度

バラの水やりで注意したいのは、花や葉っぱに水がかからないようにすることです。

上から水をかけると土がはねて、葉っぱや花が病気にかかりやすくなってしまいます。なので、できるだけ水やりをする時は根元にかけるようにしましょう。

バラの花を咲かせるには冬の剪定は必須

バラは花が終わった冬の時期に剪定をすることが大切です。

バラは咲き方にいくつか種類がありますが、ほとんどの品種が春に一番大きくたくさんの花を咲かせるので、休眠している冬の間に剪定をすることで樹形を整え、新しい枝を伸ばしやすくなります。

また花が咲いている時期は、花がしおれたり枯れたら早めに切って他の花やつぼみに栄養が行くようにします。

バラは挿し木にして増やすこともできる

慣れてきたら、伸びた枝を切って挿し木にすることで株を増やすこともできます。気に入ったバラがある方はぜひ挑戦してみるのも良いと思います。

定期的な肥料や剪定など、比較的手のかかる花ではありますがそれに応えるようにたくさんの花を咲かせてくれるので、楽しんでバラを育ててみてください。

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