カカリアは別名「絵筆菊(えふでぎく)」とも呼ばれている植物です。花は小さいですが、鮮やかな紅色の花がきれいですよね。

そんなカカリアの育て方や育てる上で気をつけたいポイントについてご説明します。

カカリアの特徴・育て方のポイント

カカリアは春まきの1年草の植物で、インドが原産といわれています。

高さは50cmほどまで伸びるので切り花としても活用でき、細い茎の先に小さな紅色の花をいくつも咲かせます。紅色以外にも黄色やオレンジの花を咲かせるものもあります。

絵筆菊という別名があるように、花は筆のようにフサフサとした感触をしています。

カカリアの育て方のポイント3つ

  • タネから育てる場合は直まきをして根を痛めないようにする
  • 乾燥気味に水やりをしすぎない
  • 日当たりの良い場所に植え付ける

カカリアの栽培スケジュール

ある程度暖かくならないと発芽しないので、春先に暖かくなってきてから育てます。

開花期間は初夏から夏の終わり頃までで、1年草のため花が咲き終わると枯れてしまいます。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

カカリアの育て方の手順

カカリアの育て方は以下のような手順になります。

種まき・育苗

発芽温度は20度なので4月以降の気温が高くなってから種まきをします。

移植を嫌う植物なので、種から育てる場合は「直まき」をして薄く土をかけ、芽が出たら少しずつ間引きをしながら育てる方法がおすすめです。

最終的に15cm〜20cmほどの間隔になるように間引きをしてください。

ポットにまいて育てたい場合は、1つのポットに2〜3粒ずつまいて、間引きをして一番丈夫なものを1本だけ残して育ててください。

土作り

プランターの場合は市販の培養土でも育ちますが、水はけの良い土を好むので自分で土を作る場合は赤玉土6:腐葉土4くらいの割合で土を作ってください。

花壇の場合は、事前に苦土石灰をまいて中和しておき、そのあと水はけの悪い土であれば腐葉土を混ぜ込みます。

元肥

緩効性肥料や堆肥などを事前に混ぜておくと苗が育ちやすいです。

花壇の場合は苦土石灰をまいて1週間ほど日数を置いてから肥料を混ぜてください。

植え付け

15cm〜20cmくらいの間隔をあけて植え付けてください。

移植を嫌う植物なので、ポット苗を植え付ける時は根鉢は崩さずにそのまま植えて根が傷つかないようにしましょう。

ポット苗を植える場合はまだあまり大きくなっていない、本葉が5〜6枚のものを植えたほうが根付きやづいです。

管理場所・日当たり

日当たりの良い場所を好むので、できるだけ日がしっかり当たる場所を選んでください。

水やり

過湿にせず、少し乾燥気味に育てるとよく育ちますので土の表面が乾いている時だけしっかり水やりをしてください。

午前中のまだ涼しい時間帯にやるのがおすすめです。

追肥

プランターの場合は花が咲く時期になったら2週間に1度のペースで液肥を与えてください。

花壇に地植えする場合は、追肥は基本しなくても大丈夫です。花付きが悪い場合は液肥を与えてみてください。

開花・花がら摘み

咲き終わった花はこまめに摘み取ります。草丈が高いので、花が咲いてすぐに切り花として利用するのもおすすめです。

タネを採取したい場合は、枯れる秋頃まで待って採取するのが良いと思います。

摘心・切り戻し

1年草で秋には枯れてしまうため、摘心や切り戻しなどはしなくて構いません。

うまく育たない時の原因は?

肥料はあまり必要としない植物なので、肥料の与えすぎに注意しましょう。

また過湿を嫌い乾燥ぎみに育てたほうが病気にもかからずに育つので、土の状態や水のやりすぎに気をつけてください。

こんな病気や害虫に注意!

カカリアは以下のような病気や害虫に注意して育ててください。

風通しが悪く、蒸れた環境だとアブラムシなどの害虫が発生しやすいです。

病気

たち枯れ病

害虫

アブラムシ

鮮やかな色のカカリアは切り花にもおすすめ

あまり肥料も必要とせず、日当たりの良い場所で乾燥ぎみに育てればたくさん花を咲かせてくれます。

2cmないぐらいの小さな花ですので、かわいらしい見た目の花が好きな方に特におすすめです。

切り花にしてもきれいですので、ぜひカカリアを育ててみてはいかがでしょうか。

花の育て方