デルフィニウムの育て方・栽培方法のコツ

デルフィニウムの育て方。支柱立て・花がら摘み・切り戻しがコツ。
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デルフィニウムは秋まきの1年草・宿根草で、切り花としても人気のある花です。

この記事ではそんなデルフィニウムの育て方・育てる上で気をつけたいポイントについてご説明します。

目次

デルフィニウムの特徴について

デルフィニウムは長くのびた先にたくさんの花をつけるのが特徴です。特にデルフィニウムの花というと綺麗な澄んだ青い色の花が代表的で人気もあります。

花色は、青以外に赤・白・黄色など種類も豊富です。

暑さをうまくしのげば数年間育つこともありますが、暑さに弱いため基本的に1年草として育てるのが一般的です。

デルフィニウムの育て方スケジュール

デルフィニウムは種から育てる場合は、秋に種まきをして夏の時期に開花するのがスケジュールです。種から育てた苗を植え付ける場合は12月ごろがおすすめです。

春になってから園芸店で苗が出回るので、苗を購入して育てる場合は3月〜4月に植え付けます。

種まき 9月〜10月
植え付け 11月〜12月・3月〜4月
開花 5月〜7月

デルフィニウムがよく育つ土の性質

デルフィニウムは弱アルカリ性の土を好むので、苦土石灰を土に混ぜて酸性を弱めておきましょう。

植え付ける2週間前ぐらいに事前に混ぜて土によくなじませてから、苗を植え付けるのがおすすめです。

デルフィニウムに必要な肥料

植え付ける時に元肥として緩効性肥料を混ぜておきましょう。

生育期に茎が伸びてきたら、植物を丈夫にし花をしっかり咲かせるためにリン酸とカリウムを多く含むリンカリ肥料を与えます。

デルフィニウムを植える時のポイント

タネを植える時

デルフィニウムを種から育てる時は、秋の9月か10月が種まきをするタイミングです。発芽温度は15度〜20度です。

市販の土に種をまいたら、軽く土をかぶせて発芽させます。本葉が3〜4枚になったらポットに移植して育てます。

苗を植える時

種から育てた苗の場合は根もしっかり育ってきて、本葉が5〜6枚になってから植え付けをします。11月から12月が植え付けのタイミングです。

市販の苗を購入して植える時は春になって3月〜4月ごろが植え付けのタイミングです。

デルフィニウムを育てるのに適した場所

デルフィニウムは日当たりの良い場所を好むので、午前中から午後にかけて日当たりの良い場所で育てましょう。また暑さに弱いので、できるだけ風通しの良い場所がおすすめです。

日陰など日当たりが悪い場所で育てると、生育に影響して花数が少なくなったりします。

デルフィニウムの水やりの頻度

地植えの場合

植え付けの時にしっかり水を与えて、雨が降らず土が乾いている日が続く場合は、水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は、土が乾燥しやすくなっているので表面が乾いているのを確認してから定期的に水やりをしてください。

デルフィニウムは支柱を立てて倒れないようにする

デルフィニウムは草丈が高くなるため、そのままだと倒れやすくなってしまいます。

茎が伸びてきた頃に支柱を立てて、デルフィニウムが倒れないようにしましょう。

花がら摘みと、切り戻しをすると秋まで楽しめる

デルフィニウムは花がたくさんつきますが、しおれてきた花はこまめに摘んでおきましょう。

また根元で茎を切り戻しすると、次の茎が伸びて新しく花を咲かせることができます。

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