バラを育てるのにおすすめの鉢はこの2種類!鉢植えでも失敗しづらいものを選ぼう。

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バラを鉢植えで育てる時、どんな鉢を選んでいますか?自宅にある余った鉢をとりあえず使っている方も多いと思います。

この記事では、鉢植えでバラを育てるならおすすめしたい2種類の鉢をご紹介します。

バラにあった鉢で育てると、よりバラも元気に育ちますのでぜひ参考にしてみてください。

目次

1.素焼きの鉢

バラにおすすめの鉢、1つ目は素焼きの鉢です。

バラは基本的に水捌けの良い土を好みますので、鉢植えで育てる時も水捌けの良さというのは大事なポイントになってきます。

そこで素焼きの鉢がおすすめです。素焼きは粘土を焼いて作られたもので、目には見えないですが小さな穴がたくさん空いています。

そのため鉢の中に空気が通りやすく、土がじめじめしてしまうのを予防してくれます。

空気が通りやすいということは、バラの根がしっかり呼吸できることにつながるので根張りがよくなります。根腐れ予防にもなりますね。

素焼きの鉢というと、シンプルな茶色の鉢と思ってしまうと思いますが、デザイン性のあるテラコッタ鉢も素焼きですので、おしゃれさを求める方はテラコッタ鉢がおすすめです。

ただしデメリットとして素焼き鉢は厚みがあり、大きさがある程度になると重さもあるものが多いです。なので土を入れるとさらに重たくなるので、移動させるのがちょっと大変というのがデメリットですね。

2.プラスチック素材のスリット鉢

もうひとつはプラスチック素材のスリット鉢です。

通常の鉢であれば底に丸い穴が空いていることが多いですが、スリット鉢というのは鉢の側面から底にかけて細長いスリット穴が空いています。

通常の鉢よりも多くの穴が空いているため、水捌けもしやすくなり、さらに空気に触れる部分が増えるメリットがあります。

さきほどお伝えしたように、水捌けの良さと土に空気が通りやすい環境はバラにとっても育ちやすいです。

スリット鉢は色々な大きさがあり、鉢植えで植物を育てる時以外にも、小さなスリット鉢であれば例えば挿し木を管理する時にも役立ちます。

プラスチック素材なので、比較的値段も安いものが多いので購入もしやすいです。素焼きの素材に比べて、軽いものが多いので移動もさせやすいと思います。

デメリットとしては、スリット鉢はシンプルなデザインのものが多いので、テラコッタ鉢に比べるとデザイン性が劣るのがデメリットです。

これ以外の鉢を使う時に気を付けることは?

新しく鉢を用意できない、自宅にある鉢を使いたいという場合でも、水捌けが良く土が過湿になりすぎない環境が理想です。

そのため土をできるだけ工夫することをおすすめします。

簡単なのはバラ用の土を買うことですが、専用土に赤玉土を加えてあげるとより水捌けがよくなります。

自分で土を作る場合は赤玉土6:腐葉土2:堆肥2の割合で土を作るのもおすすめです。

バラに向いた土づくりは色々なものがあって、他にも鹿沼土やバーミキュライト・パーライトを足す方法もありますが、赤玉土と腐葉土・堆肥の3つは他の植物を育てる時にもよく使う定番のものなので、この組み合わせがシンプルでわかりやすいと思います。

バラは弱酸性の土を好むので、土を自分で作る時はアルカリ性に傾いてしまうような素材を多く使わないことが大切です。

バラにあった鉢を使えば、花付きも変わってきます

通気性や水捌けの良い鉢を選ぶことで、バラもより元気に育ちやすくなります。

結果的に花付きも変わって、きれいな花を咲かせることにつながるので、バラを鉢植えで育てる場合はぜひ今回ご紹介した2つの鉢を使ってみてください。

バラの育て方・栽培方法のコツ

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