キンギョソウの育て方・栽培方法のコツ

キンギョソウ
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キンギョソウ(金魚草)はゴマノハグサ科の1年草で、別名スナップドラゴンと呼ばれています。色も豊富で、まとめて植えると色とりどりの見た目になります。

そんなキンギョソウの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

キンギョソウの特徴について

キンギョソウは金魚という名前がつくように、金魚に似たひらひらとした形の花が一つの茎にたくさん咲くのが大きな特徴です。

花の形は金魚のような形だけでなく、他にも色々な形があります。

草丈は高いものだと1mほどになりますが、品種によっては草丈が高くならない矮性(わいせい)のものもあります。植える場所に応じて品種を選べば、草丈も調整できます。

キンギョソウの育て方スケジュール

キンギョソウは秋まきなので、夏の終わる9月以降に種まきをします。開花は一定の温度以上あれば花が咲く品種が多いので、春や秋の期間を中心に長く花が咲きます。

種まき 9月〜10月
植え付け 3月〜4月
開花 4月〜11月

キンギョソウがよく育つ土の性質

キンギョソウは中性〜弱アルカリ性の土を好むので、苦土石灰をまいて酸性の度合いを弱めてください。

また水はけの良い土にするために、腐葉土を混ぜておきます。

キンギョソウに必要な肥料

キンギョソウは苗を植え付けるときに元肥として緩効性肥料をまぜておきます。

花がさく時期は頻度は多くなくて構いませんので、月に1度ほど液肥を与えます。

キンギョソウを植える時のポイント

タネを植える時

発芽温度は20度前後なので、秋になって気温が少し下がったときがタイミングです。キンギョソウの種は好光性なので、土はかぶせずに光に当てて発芽させてください。ピートバンや小さな鉢に種まきをして、本葉が2枚になったらポットに移植して育てます。

種は小さいので、土をよく湿らせて種が飛ばないようにしてください。発芽するまでは室内で管理すると、風で飛んだりするのを防げるので発芽しやすいです。

本葉が5枚前後になったら植え付けるタイミングです。

苗を植える時

地植えするときは、20cmほど間隔をあけて植えると株同士が重ならずに育てられます。

キンギョソウを育てるのに適した場所

花つきをよくするために、日当たりがよく風通しの良い場所で育ててください。

真夏の暑さには弱いので、夏の期間は直射日光があまり当たらない場所が適しています。

キンギョソウの水やりの頻度

苗を植え付けたときは必ず水やりをしっかりして、根付かせててください。

地植えの場合

根が根付いたあとは基本的に水やりは不要です。雨が降らず乾燥した日が続くようであれば、株の状態を見て水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

夏の期間は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してから定期的に水やりをしましょう。

キンギョソウはこまめに花がら摘みをすることが大切

たくさんの花がつくキンギョソウですが、花が咲き終わってしおれてきたらこまめに花がらを摘んでおきましょう。

花がらを摘むことでタネを作ろうとして栄養を奪うのを防げると同時に、わき芽が伸びて新しく花を咲かせることができます。

冬に摘芯をするとわき芽が伸びて花数が増える

キンギョソウは生育中に茎が伸びる前に茎の先を切って摘芯をしておくと、そこからわき芽が増えて花数が多くなります。

ボリュームのあるキンギョソウを育てたい場合は、摘心をして株を大きくしましょう。

色や形の豊富なキンギョソウでカラフルな庭に

キンギョソウは色や形も豊富なので、たくさんの株を育てればカラフルな見た目になって、とても明るい雰囲気に仕上がります。

開花期間も長いため、同じ花を長く楽しみたい方にはキンギョソウはおすすめです。

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