ジギタリスはゴマノハグサ科の2年草・多年草で、草丈が高くひとつの茎に花をたくさんつける夏の花です。

そんなジギタリスの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

ジギタリスの特徴について

ジギタリスは草丈が高いものだと1.5mほどになる大柄の植物で、長くのびた茎の先を囲むように5cmほどの花が何十個も咲きます。花いろもピンクや紫など派手なものが多いので、見た目に存在感があります。

花の形は筒状に広がった袋のような形をしていることから、別名でキツネノテブクロと呼ばれています。

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ジギタリスの育て方スケジュール

ジギタリスは花が咲くまで他の植物とは違い時間がかかります。通常5月ごろの初夏と夏の終わりの9月ごろが種まきのタイミングですが、花が咲くのは種まきをした2年後の夏です。

なので早めに咲かせたい場合は、園芸店で苗を購入して育てたほうが簡単です。

種まき 5月〜6月、9月
苗植え 9月〜12月、3月
開花 5月〜7月

ジギタリスがよく育つ土の性質

ジギタリスは酸性の土を嫌うため、苦土石灰をまいて酸性の度合いを調整します。

鉢植えなどで土を作る場合は、草花用の土に赤玉土や腐葉土を軽く混ぜて水はけの良い土にしておきましょう。

ジギタリスに必要な肥料

植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。

生育中は花がしっかり咲き、丈夫に育つようにリン酸とカリウムの割合が多いリンカリ肥料を与えてください。

ジギタリスを植える時のポイント

タネを植える時

初夏と夏の終わりが種まきのタイミングです。

鉢などに種まきをし、好光性のため土はかぶせず光に当てて発芽させます。発芽するまでは特に乾燥に注意しましょう。本葉が4枚ほどになったらポットに移植して育てます。

苗を植える時

根がしっかり育ってきたら植え付けのタイミングです。

地植えで並べて植える場合は、ジギタリスは株が大きくなるので30cm以上は離して植えないと株同士が重なってしまいます。

ジギタリスを育てるのに適した場所

日当たりと風通しの良い場所で育ててください。

多年草なので夏越しをする必要がありますが、真夏の暑い時は半日陰になるような場所で育てたほうが夏越ししやすいです。

ジギタリスの水やりの頻度

植え付けの時にしっかり水やりをして根付かせましょう。過湿が苦手なので、水をやりすぎで常に土が湿っているような状態は避けてください。

地植えの場合

苗が根付いた後は基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢は土が乾燥しやすいので、土の表面が乾いているのを確認してから水やりをしてください。

ジギタリスは支柱を立てて、茎を支える

ジギタリスは草丈が高くなる品種が多いので、そのままにしておくと風で倒れることがあります。

そのため草丈が伸びてきたら、支柱を立てて倒れないようにしてあげましょう。

花がら摘みをこまめにして、実をつけないようにする

ジギタリスはひとつの茎にたくさんの花をつけますが、花が咲き終わった後は花がらを摘んでおきましょう。

そのままにしておくと、実をつけようとして栄養を奪ってしまいます。花がら摘みをすることで、また次の花が咲くため開花を長く楽しめます。

ジギタリスは、庭や鉢植えの目立つ存在に

ジギタリスは背丈があり見た目も目立つので、コンテナや花壇の後ろや、鉢植えの中心的な存在として植えてあげると景観にメリハリが出てきれいです。

タネから育てた場合は開花まで時間がかかりますが、じっくり長く植物を育ててみたい方はぜひジギタリスを育ててみてはいかがでしょうか。

2018年4月16日 花の育て方