エキナセア(ムラサキバレンギク)の育て方・栽培方法のコツ

エキナセア(ムラサキバレンギク)の育て方。過湿に気をつけるのがうまく育てるコツ。
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エキナセアはキク科の多年草で、別名ムラサキバレンギクと呼ばれています。

草丈も比較的あるので、切り花としても重宝します。そんなエキナセアの育て方や気をつけたいポイントについてご説明します。

目次

エキナセア(ムラサキバレンギク)の特徴について

エキナセア(ムラサキバレンギク)は草丈が60cmから大きなもので1mほどあり、鉢植えや地植えどちらでも育てられます。

バレンギクと呼ばれる名前の由来は、纏(まとい)と呼ばれるお祭りなどに使われるさおの先についた飾り「馬簾 – ばれん」に似ていることから、ムラサキバレンギクと名前がつきました。ばれんの名前の通り、花びらが下向きに垂れた形で咲くので個性的な見た目をしています。

花色も名前の通り紫を中心に、他にピンクや白があります。

エキナセアの育て方スケジュール

エキナセアは種は春にまいて、開花が翌年の6月以降の夏に咲きます。開花まで時間がかかるので、苗を購入すると簡単です。

寒さには強いので、冬越しもさせやすいです。

種まき 2月〜3月
苗植え 3月〜4月、10月〜11月
開花 6月〜9月

エキナセアがよく育つ土の性質

地植えの場合は、庭の土に腐葉土を混ぜて水はけをよくしてください。

土を自分で作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の一般的な配合で土を作ってください。

エキナセアに必要な肥料

植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を混ぜておきます。

生育中は基本的に肥料は必要ありませんが、追肥をする場合は月に1回液肥を与える程度にしましょう。

エキナセアを植える時のポイント

タネを植える時

春が種まきのタイミングなので、ポットに種まきをして土を被せ、乾燥に気をつけて発芽させてください。春にまいて育てたものは秋に植え付けします。

苗を植える時

地植えで育てる時は20cmほど間隔をあけて植え付けてください。植え付ける時は緩効性肥料を混ぜておくのを忘れないようにしましょう。

エキナセアを育てるのに適した場所

日当たりと風通しの良い場所がおすすめです。

過湿を嫌うので、土が蒸れたりじめじめならないように日当たり・風通しは大切です。

エキナセアの水やりの頻度

植え付ける時に水やりをしっかりして、土に根付かせてください。

地植えの場合

地植えの場合は株が根付いたら、基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

エキナセアは過湿に弱いので、水のやりすぎに注意しましょう。

土の表面が乾いているのを確認してから、しっかり水やりをします。

エキナセア(ムラサキバレンギク)は株分けで増やせる

数年育ててある程度株が大きくなったら、株分けをして増やすことができます。

株分けをする時は土から掘り起こして、はさみなどで分割してください。株分けする時にあまり小さくしすぎると枯れてしまうので、初めて株分けする時は2つに分ける程度にしましょう。

咲き終わった花はこまめに摘み取る

エキナセアの花が咲き終わったら、花がらをこまめに摘み取りましょう。

花がらをとることで、種をつくろうとして栄養を奪うのを防げるため、次の花が咲きやすくなります。

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