ネリネの育て方・栽培方法のコツ

ネリネ
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ネリネはヒガンバナ科の秋植え球根で、別名ダイヤモンドリリーと呼ばれています。

そんなネリネの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

ネリネの特徴について

ネリネの特徴はダイヤモンドリリーと呼ばれているだけあって、花びらに光沢があり光にあたると輝くとても美しい花を咲かせます。

花色は白・赤・ピンク・オレンジがあり、暖色系の花色が豊富です。

草丈は30cm〜40cmほどで、切り花として楽しむこともできます。

ネリネの育て方スケジュール

ネリネは球根で育てるのが一般的です。植え付けは真夏をすぎた9月がタイミングです。

ネリネは寒さに弱いので、冬に場所を移動できるように鉢植えで育ててることをおすすめします。

植え付け 8月〜10月
開花 10月〜12月

ネリネがよく育つ土の性質

ネリネは水はけの良い土を好むので、自分で土を作る場合は赤玉土6:腐葉土3:川砂1の割合で水はけの良い土を作ってください。

直径が15cmの5号鉢に3球程度が植える数の目安です。

ネリネに必要な肥料

ネリネはやせた土でも育ち、あまり肥料を必要としない植物なので元肥は必要ありません。

生育が悪い時に限り月に1回液肥を与える程度で十分です。

ネリネを植える時のポイント

球根を植える時

ネリネの球根を植える時は、球根を全て土に埋めずに半分くらい土から出るように軽く植え付けてください。

株間は10cmほど空けておきましょう。

ネリネを育てるのに適した場所

日光を好むので、日当たりの良い場所で育ててください。

ネリネは寒さに弱いので、冬の期間は雨や霜の当たらない室内や玄関に移動させると冬越ししやすいです。

ネリネの水やりの頻度

植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。冬の休眠期間は水やりはしなくて大丈夫です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

乾燥を好むので、あまり水やりも細かくせず基本は乾燥気味に育ててください。

ネリネの花が咲き終わったら花がら摘みをする

花が咲き終わってしおれてきたら、花がらを摘んでおきましょう。切る場所は茎の根元を切り取ってください。

葉は花が咲き終わってから伸びてきます。梅雨前になると地上部分は枯れてなくなりますが、球根がダメになったわけではなく休眠しているだけなので問題ありません。

ネリネの植え替えと分球の仕方

花付きや生育が悪くなるのを防ぐために、3〜4年に1度は植え替えて育ててください。

植え替えをする時には、球根の横に小さな球根ができていたら、それを手で割って取りましょう。分球した球根は他の鉢に植え付けると株を増やすことができます。

植え替え時期は、植え付けと同じ8月から10月が最適です。

輝くネリネの花を切り花でも楽しもう

ネリネは肥料もいらず、乾燥ぎみに育てれば良いので水やりもそこまで注意深くやらず育てられるので、ほったらかしでもうまく育てやすい花です。同じ株をそのまま毎年育てられるので、簡単だと思います。

管理しやすい上に、花が咲いた時はツヤツヤ輝くとても綺麗な花を楽しむことができます。切り花としても楽しめるので、玄関や室内に飾っても綺麗だと思います。

ぜひ一度秋に向けてネリネを育ててみてはいかがでしょうか。

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