ひまわりは夏に咲く定番の花として日本では人気の高い花ですね。

そんな定番のひまわりですが、タネからも育てやすく夏に鮮やかで大きな黄色の花を咲かせるので、ガーデニング初心者の方におすすめの花です。

この記事では、そんなひまわりの育て方や気をつけたいポイントについてご紹介します。

ひまわりの特徴・育て方のポイント

ひまわりの特徴について

ひまわりはキク科の植物で、夏の暑さに強い花です。1年草のため、植えた年の夏にしか咲きません。

太い茎と大きな葉っぱが特徴的で、背丈が2メートルを越す大きな品種やミニヒマワリと呼ばれる背丈が30センチほどの小さな品種もあります。

花の色も黄色だけでなく、白やクリーム・オレンジ・赤と意外にも種類が豊富です。

開花後は中心にたくさんの種ができ、種を収穫して翌年また育てることができます。またひまわりの種は食用としても使われています。

ひまわりの育て方のポイント3つ

  • 移植に弱いので植え替えをしない
  • 日当たりの良い場所で育てる
  • 肥料食いなので、定期的に肥料を与える
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ひまわりの栽培スケジュール

ひまわりは夏を中心に咲く花なので、種まきや植え付けは春過ぎの段階から準備して育てます。

品種によって時期が少し違うので、開花時期の違うひまわりを組み合わせて植えればより長く花が楽しめますよ。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ひまわりの育て方の手順

ひまわりの育て方は以下のような手順になります。

種まき・育苗

ひまわりは発芽率も高い上に、タネも大きいので育てやすい植物です。発芽温度は20度以上なので、気温が高くなってからタネを植えてください。

ひまわりは移植に弱いので、地植え・プランター共にそのまま直に植えて育てます。タネの向きは横向きにして植えればまず失敗しないので、あまり意識しなくても大丈夫です。

種をまく時は、指で1cmほどの穴を作り、種を入れたら土をかぶせます。タネを植えたあとはしっかりと水やりをして、発芽するまでは土が乾かないように気をつけてください。

土作り

ひまわりに適した土

ひまわりは中性〜弱酸性の土で育てるとうまく育ちます。

また過湿に弱いので水はけの良い土にしておくことも大切です。ひまわりは過湿が病気や害虫の原因になることが多いので、水はけの良い土にすることで病気を予防することにもつながります。

地植えの場合

地植えの場合は雨にあたり土が酸性に傾きやすくなっています。

そのため植え付けの2週間前に庭の土に苦土石灰をまき数日ねかせます。そのあと腐葉土・堆肥・緩効性肥料をまぜて通気性が良く、肥料分の多い土にしてください。

鉢植えの場合

鉢底石を最初に入れて、水はけが良い状態を保ちましょう。プランターや鉢は深さのあるものがおすすめです。

市販の草花用の肥料入り培養土を購入して使うのが簡単です。自分で作る場合は赤玉土7:腐葉土3の割合の培養土を作り、元肥として堆肥と緩効性肥料も混ぜておきます。

植え付け

直まきで種から育てている場合は、植え付けは考えなくて良いのでそのまま育てましょう。

ポット苗を購入して育てる場合は、まだ大きく育っていない本葉が5枚までのものを選ぶのがおすすめです。

ひまわりはよく根がはらないと生育不良を起こすので、植え付ける場所はしっかり耕しておきましょう。

管理場所・日当たり

ひまわりを育てるのに適した場所

ひまわりは夏の太陽の光を好むので、午前から昼過ぎにかけて日当たりの良い場所で育てます。また過湿に弱いので、風通しの良い場所もおすすめです。

日当たりが悪いと生育が悪くなり、茎がしっかりと立たなかったり葉の色が悪くなったりします。

水やり

ひまわりの水やりの頻度

ひまわりは乾燥に強く、過湿に弱いという特徴をおさえて水やりをしましょう。

夏は暑く日中に水をやると土の温度が上がり植物が弱るため、午前中の気温が低い間に水やりをするのがおすすめです。

地植えの場合

地植えの場合は定期的に雨が降るため、水のやりすぎに注意しましょう。

雨の降らない日が続いて、土が乾燥している場合にはたっぷりと水を与えます。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢は土の量が少なく乾燥しやすいため、土の表面が乾いていたら水やりをしてください。

支柱立て

ひまわりは背丈が高くなる植物なので、高さがある程度高くなってきたら支柱を立てて茎が折れないようにしましょう。

茎が長い植物は雨や風で倒れて枯れてしまうことが多いので、支柱を立てることでしっかりと育てることができます。

追肥

生育中は月に1回〜2回ほど、液肥や化学肥料を株の周りに与えてください。

与えすぎると生育不良を起こすので、やりすぎないように注意します。

開花

ひまわりのつぼみが出来てきたら、与える肥料はリン酸の多い肥料にすると花が咲きやすくなります。リン酸は花や実の成長を助ける栄養素です。

種とり

ひまわりは開花してから約2ヶ月ぐらいを目処に、タネができます。ひまわりはタネも収穫しやすいので、育てれば毎年楽しむことができます。

収穫する時はタネができているのを確認後、花のすぐ下の茎を切り取り、1週間から10日ほどよく乾かしてからタネを収穫します。収穫したタネは日の当たらない暗く涼しいところで保管してください。

うまく育たない時の原因は?

花が咲かない

花が咲かない原因はいくつかありますが、代表的なものは日当たり・肥料・水やりです。

日当たり

日当たりがあまりよくない場所で育てると、生育不良を起こして花が咲かないことがあります。午前中から午後にかけてしっかり日の当たる場所で育ててください。

肥料

またひまわりは肥料食いなので、成長には肥料がかかせませんが、肥料を与えすぎても生育不良を起こすので適量を守るようにしましょう。窒素の多い肥料を与えると、葉だけが茂って花が咲きにくくなることがあります。開花時期にはリン酸の多い肥料を与えてみてください。

水やり

水やりについてはひまわりは乾燥には比較的強く、逆に加湿に弱い傾向があるので、土の状態を確認して涼しい時間帯(朝か夕方)にしっかり水やりをすれば大丈夫です。むやみに水をやりすぎたり、昼間に水やりをすると土の中が蒸れるので気をつけましょう。

草丈が大きくならない・茎が細い

草丈が大きくならず、ひょろひょろとした見た目になる場合は日当たりと土の環境が原因のことが多いです。

日当たりは午前中から午後にかけてしっかり日の当たる場所を選びましょう。半日陰になるような場所で育てると、生育期に大きくなりません。

また大きく育つには根がしっかりはる必要があるので、土はある程度の深さまで耕してふかふかの状態を作ると大きく育ちやすいですよ。プランターや鉢植えで育てる時は、ある程度深さのあるものを選ぶと大きく育ちやすいです。

葉が枯れる

梅雨時期を中心に、湿度の高い環境だと害虫や病気になりやすく、葉が枯れることがあります。ひとまず枯れてしまった葉はこまめに取り除きます。

加湿を防ぐには、植える間隔をしっかりあけて風通しの良い環境を作ったり、土に腐葉土などを混ぜて水はけをよくするといった方法があります。

また、ひまわりの株元にワラなどでマルチングしておくと、水はねや泥はねを防げるので病気の予防にもつながります。

こんな病気や害虫に注意!

病気

黒斑病(すす班病)

褐班(かっぱん)病

べと病

害虫

ハダニ

アブラムシ

ナメクジ

夏の定番ひまわりを咲かせて、夏を楽しもう

夏の定番ひまわりを咲かせよう

ひまわりは葉っぱや花も大きく存在感が抜群なので、大輪の花が咲くと達成感もあります。太陽に向かって咲く黄色いひまわりを見ていると、元気がもらえますね。

大きくしっかりとした株に育てるには植える環境がとても大切ですので、土作りや日当たりに気を配って丈夫なひまわりを育ててくださいね。

というわけで、ひまわりの育て方・栽培方法についてでした!

2018年2月23日 花の育て方