チューリップの育て方・栽培方法のコツ

チューリップ
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チューリップはユリ科の秋植え球根で、春に咲く花としては特に有名で人気の高い花です。茎の先に咲く大きな一輪の花を見ると、春がきたことを感じさせてくれる魅力があります。

そんなチューリップの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

チューリップの特徴について

チューリップは中央アジアや西アジア原産ですが、ヨーロッパで園芸用に栽培され品種改良が繰り返されてきました。

草丈は60cmほどと高いため、切り花としても活用されています。花色は赤をはじめ、白や黄色、ピンクなど豊富な色があります。花の見た目も八重咲きや模様が入ったものなど品種がとても豊富です。

チューリップの育て方スケジュール

チューリップは夏がすぎて気温が下がってきた秋が植え付けのタイミングです。

チューリップの球根は寒さによくあてることで花が咲くので植え付けは冬になる前にしておきましょう。翌年の春に気温が高くなってから開花します。

植え付け 9月〜10月
開花 3月〜5月

チューリップがよく育つ土の性質

チューリップは水はけ・通気性の良い土を好むので、地植えの場合は腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

チューリップに必要な肥料

チューリップは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

花が咲く前にも緩効性肥料を追肥し、花が咲き終わった後は球根に栄養を蓄えるために1ヶ月に2回ほど液肥を与えてます。葉が枯れ始めたら肥料・水やりはやめます。

チューリップを植える時のポイント

球根を植える時

チューリップは球根をたくさん植え付けると綺麗なので、株間を狭めにして密集させて植え付けます。球根1つ分ほど間隔が空いていれば大丈夫です。

地植えの場合は深さを20cmほど掘って、球根を植え付けます。鉢植えの場合は地植えほど深く掘る必要はありませんが、あまり浅くなりすぎないようにしてください。

チューリップを育てるのに適した場所

チューリップは日当たりの良い場所に植え付けます。

日当たりが悪いと、葉や茎の成長が悪くなり、茎が細くなったり花が咲きにくくなります。

チューリップの水やりの頻度

植え付けたあとはしっかり水やりをしておきます。その後は球根が腐らないように、水のやりすぎには注意してください。

地植えの場合

地植えの場合、基本的に水やりは不要です。雨が降らず乾燥がひどい場合は補助的に水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

花後の水やり

花が咲き終わった後は、葉が枯れ始めたら水やりをとめてください。

チューリップの球根の掘り上げ

チューリップは球根を保管すれば、また秋に植え付けて花を咲かせることができます。病気になりやすいので、大きく綺麗な球根だけを残してください。

球根の掘り上げは、花が咲き終わったら茎の根元で切っておき、葉だけを残して枯れるまで育てます。

葉が枯れれはじめたら水やりをとめて、黄色く葉が変色するまで待ってから掘り上げます。葉と根を切り落とし乾燥させて、涼しい場所で秋まで保管してください。

確実に花を咲かせたい場合は、毎年新しい球根を買うほうが良いですよ。

チューリップは春に咲く花の定番

チューリップはたくさん植え付けると、春には豪華に咲く花の姿を見ることができます。充分な日当たりと過湿に気をつけて育てれば、失敗しにくい丈夫な花なので初心者の方にもおすすめです。

ぜひ一度春を代表する花チューリップを育ててみてはいかがでしょうか。きっと春がくるのが待ち遠しくなると思います!

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