シランはラン科の多年草で、別名ベニランと呼ばれています。漢字で書くと「紫蘭」と書き、鮮やかな色の花を咲かせます。

ランと聞くと高級で育てるのが大変そうなイメージがありますが、シランは丈夫な植物なので初心者の方でも育てやすいランの仲間です。

そんなシランの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

シランの特徴について

シラン(紫蘭)はアジアに分布しているランです。

葉は先の尖った細長い形をしていて、3cmほどの綺麗な紫の花がうつむき加減に咲きます。花色は他にピンクや白があります。

暑さや寒さに強いので、地植えで育てられます。

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シラン(紫蘭)の育て方スケジュール

開花時期は短く、初夏の5月に花を咲かせます。

植え付けは春と秋の2シーズン可能です。球根や鉢花を購入して育てます。

植え付け 3月、10月〜11月
開花 5月

シランがよく育つ土の性質

シランは湿った場所を好むので、水持ちの良い土を好みます。

地植えの場合は腐葉土を混ぜて通気性・水持ちをよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

シランに必要な肥料

シランは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

花が咲き終わったあとも、球根に栄養を蓄えるために置き肥をします。

シランを植える時のポイント

球根を植える時

植え付ける時は、地植え・鉢植えともに球根を10cm程度の深さで植え付けます。

球根が平らになっているほうを下にして、土をかぶせます。

シランを育てるのに適した場所

ある程度湿った場所を好むので、半日陰であまり直射日光があたらない場所がおすすめです。

夏は西日が当たらない場所にしないと葉焼けを起こします。

シランの水やりの頻度

球根の植え付け直後はしっかり水やりをしておきましょう。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後に水やりをしたら基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

シランは定期的に植え替えを

シランは根がよくはるので、根詰まりを起こさないように定期的に植え替えをします。植え替え時期は春と秋がおすすめです。

鉢植えの場合は1〜2年に1度、地植えの場合は4年〜5年に1度ぐらいのペースで植え替えをしましょう。株が大きくなっていたら、株分けをしてから植え替えます。

株分けの目安

株分けをする時は、茎の根元につくバルブと呼ばれる球根のようなものが1株に3つほどついているのを目安に株分けをします。

このバルブから新しい芽が出てくるので、それぞれの株に残しておく必要があります。

ランの花を育てて見たい初心者の方におすすめ

シランはランの仲間ですが丈夫で育てやすく、場所をしっかり選べば植えっぱなしで何年も育てられます。

鮮やかな紫やピンクの花を細い茎の先に咲かせる姿は可憐で美しい見た目です。ぜひ一度シランを育ててみてはいかがでしょうか。

2018年5月1日 花の育て方