スミレはスミレ科の多年草で、別名バイオレットと呼ばれています。日本では野生のスミレがたくさん自生しています。

同じ仲間のパンジーやビオラは1年草扱いですが、スミレは多年草なので同じ株で毎年花を咲かせることができます。

そんなスミレの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

スミレの特徴について

スミレには大きく2種類あり、茎が伸びる有茎種と茎が短く株元から花が咲く無茎種があります。

すみれ色と色の名前としても呼ばれるだけあって、グラデーションのかかった紫の花が印象的です。花色は紫以外にもピンクや白など、いくつかバリエーションがあります。

草丈は大きなものでも30cmほどなので、地植えはもちろん鉢植えでも育てられます。

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スミレの育て方スケジュール

スミレはまだ気温の低い早春の2月から春の終わりごろまでが開花時期です。

種から育てる場合は、前年の秋に種まきをします。苗を購入して植え付けたほうが簡単で育てやすいですよ。

種まき 9月〜10月
植え付け 3月〜4月、9月〜10月
開花 2月〜4月

スミレがよく育つ土の性質

スミレは水はけの良い土を好むので、地植えの場合は腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

スミレに必要な肥料

スミレは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

開花期間中は小さな花をいくつも咲かせるので液肥を月に3回ほど与えましょう。花が咲き終わる5月以降になったら、株に栄養を蓄えるために追肥をします。

スミレを植える時のポイント

タネを植える時

スミレの種は発芽温度が20度前後なので夏がすぎて気温が下がった9月以降に行います。

鉢に種まきをし、薄く土をかぶせて日当たりの良い場所で乾燥に気をつけながら発芽させます。間引きをして丈夫なものを残し、本葉が2枚になったらポットに移植します。

苗を植える時

苗の植え付けは秋と春の2シーズン可能です。秋に植え付ける時は本格的に寒くなる前に、早めに植え付けてしっかり根付くようにしましょう。寒くなってから植え付けると生育が悪くなります。

植える時は軽く根を崩してから植え付けます。地植えの場合は間隔を20cmほどあけて植えてください。

鉢植えで購入したスミレの場合は、根詰まりを予防するためにすぐに一回り大きな鉢か庭に植え替えてください。

スミレを育てるのに適した場所

スミレは日当たりの良い場所で育てます。

夏の暑さには弱いので、夏の時期だけは半日陰で育てて日光を制限したほうが夏越ししやすくなります。

冬の寒さには強いですが、寒さの厳しい地域はワラや腐葉土でマルチングをすると根が凍るのを防げます。

スミレの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

スミレは花がら摘みをこまめにする

小さな花をたくさんつけるスミレは、咲き終わった花はそのままにせずこまめに摘み取りましょう。

そのままにしておくと種を作ろうとして株の養分を奪ってしまいます。

種をとりたい場合は、咲き終わった花をそのままにしておくと実ができるので、枯れるまで待ってから収穫してください。

スミレは毎年植え替えて、同時に株分けをする

スミレは株が大きくなったら植え替えをして、同時に株分けをしてください。

植え替え時期は春と秋が適期です。株を掘り上げて、根元でわかれている部分を手でわければ株分けができます。

寄せ植えや花壇の縁取りにスミレを育てよう

スミレは草丈も低く花も小さいので、他の植物と寄せ植えにしたり、花壇の縁取りに使うとうまく映えます。

花色が淡くとても綺麗なので、春の彩りにぜひスミレを育ててみてはいかがでしょうか。以上、スミレの育て方についてでした!

2018年5月2日 花の育て方