ティアレラの育て方・栽培方法のコツ

ティアレラの育て方。植える場所・土作りは?肥料や水やりの頻度は?
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ティアレラはユキノシタ科の多年草で、ふわふわとした花が印象的な植物です。まとめて群生させたほうが、見応えもあり綺麗ですよ。

そんなティアレラの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

ティアレラの特徴について

ティアレラは花が雪のように軽やかな小花をのびた茎の先にたくさんつけます。花色は白とピンクがあります。

草丈は20cm〜60cmほどあまり大きくはなりません。鉢植えで育てることもできますが、日のあまり当たらない場所でも育つので地植えも可能で場所を選ばず育てやすいです。

葉は切れ込みが入っていて模様もあるので、花の咲かない季節でも葉を楽しむことができます。

ティアレラの育て方スケジュール

一般的に苗や鉢花を購入して植え付けて育てます。

開花は春から初夏の5月〜6月にかけてです。

植え付け 9月〜10月
開花 5月〜6月

ティアレラがよく育つ土の性質

ティアレラは水はけの良い土を好みます。

地植えの場合は腐葉土を多めに混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土4の配合で培養土を作りましょう。

ティアレラに必要な肥料

ティアレラは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

肥料が多いと葉が育ちすぎるので、肥料は控えめに与えてください。

ティアレラを植える時のポイント

苗を植える時

ティアレラは地植えの時は株間を30cm程度あけておきましょう。

葉も楽しめるので、カラーリーフと一緒に植え付けても景観によくなじみます。

ティアレラを育てるのに適した場所

ティアレラは夏の日差しで葉焼けすることがあるので、あまり日差しが当たらない場所のほうがうまく育ちます。

明るい日陰で育てられるので、日当たりのよくない庭でもおすすめの植物です。

冬の寒さには強いので、冬越しはしやすいと思います。

ティアレラの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。ティアレラは乾燥に弱いので、日照りが続いて土の乾燥が続く場合は補助的に水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

半日陰で育てるとあまり乾燥しにくい環境ではありますが、水切れには注意しましょう。

花が咲き終わったら茎を切る

花が咲き終わったティアレラは、花の咲いた茎を根元で切ります。

花がらをそのままにしておくと、緑色のサヤができて種を作ろうとするので株の養分を奪ってしまいます。種を収穫したい場合は、花茎は切り取らずサヤができるまで待っておきましょう。

ティアレラは定期的に植え替えを

鉢植えの場合は、根詰まりを起こすので3年に1度は植え替えや株分けをします。

植え替え時期は春と秋の2シーズン可能です。掘り起こしたら、株が大きくなっている場合は株分けしてそれぞれ別の鉢で育てます。株分けの目安は、一株に3つほど芽がついている状態です。

花を育てにくい日陰の庭でも大丈夫!

ティアレラは日差しが制限された環境のほうがしっかり育つので、花を育てたいけど庭の日当たりが悪い・・・という場合でも育てられる植物です。

ふわふわとした軽やかな小花がたくさん咲く姿は、きっと日陰の庭を明るくしてくれますよ。

ぜひ一度ティアレラを育ててみてはいかがでしょうか。

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