フロックス・ドラモンディの育て方・栽培方法のコツ

フロックス・ドラモンディの育て方。種まき・植え付けの方法は?水やりの頻度は?
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フロックス・ドラモンディはハナシノブ科の秋まき1年草で、別名キキョウナデシコと呼ばれています。名前が長くてあまり馴染みのない人も多いかもしれませんが、小花がたくさん咲いてとても綺麗な花なんですよ。

そんなフロックス・ドラモンディの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

フロックス・ドラモンディの特徴について

フロックス・ドラモンディの特徴はブーケのように株をおおう小花です。花の大きさは3cm程度で、花色はピンク・赤・白・紫があります。赤系の色が多いですね。

草丈は20cm〜60cmほどで、長く茎が伸びた先にいくつも花をつけます。花の形は品種によって違いが大きいので、見た目の違いも楽しめます。

草丈の高い高性種や、草丈の低い矮性(わいせい)種があるので、植える場所や用途に応じて品種を選ぶと良いです。

フロックス・ドラモンディの育て方スケジュール

フロックス・ドラモンディの開花時期は梅雨時期から初夏の5月〜6月にかけてです。

タネから育てる場合は、秋に種まきをして準備します。苗からであれば春の4月に植え付けをして翌月から開花時期なので期間も短く簡単です。

種まき 9月〜10月
植え付け 4月
開花 5月〜6月

フロックス・ドラモンディがよく育つ土の性質

フロックス・ドラモンディは水はけの良い土を好みます。

地植えの場合は事前に苦土石灰を混ぜておき、そのあと腐葉土や堆肥を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

フロックス・ドラモンディに必要な肥料

フロックス・ドラモンディは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

生育期間中は10日に1回のペースで液肥を与えましょう。

フロックス・ドラモンディを植える時のポイント

タネを植える時

種まき用の土にタネをまいたら、軽く土をかぶせて乾燥しないように管理して発芽させます。発芽温度は15度前後です。

その後、本葉が2枚になったらポットに移植します。

苗を植える時

冬越しをして春になったら植え付けのタイミングです。

地植えにする時は株間を20cmほどあけて植え付けます。鉢植えの場合は5cm〜10cmほど間隔をあけて植えるので、よくある5号鉢(直径15cm)であれば3株程度が限度です。

フロックス・ドラモンディを育てるのに適した場所

フロックス・ドラモンディは日当たりと風通しの良い場所で育てます。西日は当たらない場所がおすすめです。

寒さには強くないため、1年草として秋の種まきから初夏の開花までを楽しみます。

フロックスは品種によっては耐寒性のある多年草もあるので、何年も育てたい場合はドラモンディ以外の品種を選びましょう。

フロックス・ドラモンディの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをします。水を好み、ある程度湿った土を好むので水切れに注意してください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。日照りが続いて土が乾燥するようであれば水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いていたらしっかり水やりをしてください。

フロックス・ドラモンディは花がら摘みを忘れずに

フロックス・ドラモンディは小さな花がたくさんつくので、咲き終わった花をこまめに摘み取りましょう。

そのままにしておくと病気の原因にもなるため、水やりの時に咲き終わった花がないかチェックすると忘れにくいですね。

フロックス・ドラモンディの豪華な花を楽しもう

茎の先にもこもこと花をたくさんつける姿は、たくさん育てればより豪華に見えると思います。

背丈の高い品種であれば切り花として室内で楽しむこともできるので、楽しみ方が増えますね。

ぜひ一度フロックス・ドラモンディを育ててみてはいかがでしょうか。

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