ニゲラはキンポウゲ科の1年草で、別名クロタネソウ、フェンネルフラワーと呼ばれています。草姿が個性的ですが繊細で美しい植物です。

そんなニゲラの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

ニゲラの特徴について

ニゲラは地中海地方が原産の植物で、草丈は40cm〜1mほどになります。1年草のため花が咲き終わり夏になる頃には枯れてしまいます。

花色は白のほかに青や紫などがあり、花(正確にはガク)は時計のように大きく広がっています。葉は糸状で細く繊細で、コスモスの葉に似た雰囲気です。

別名でクロタネソウと呼ばれていますが、その名の通りニゲラの種は黒い色をしていて、ニゲラという言葉はラテン語で黒いという意味があります。

スポンサーリンク

ニゲラの育て方スケジュール

ニゲラは春過ぎの気温が高くなった頃が開花時期です。

秋まきのため、種から育てる場合は秋以降に行います。苗を購入して植える場合は開花時期と同じ春頃に植え付けをしてください。

種まき 10月
植え付け 4月〜5月
開花 5月〜6月

ニゲラがよく育つ土の性質

ニゲラは水はけがよく少し乾燥ぎみの土を好みます。

地植えの場合は腐葉土と軽石を適量混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉土2:軽石2の配合の培養土を作り、水はけをよくしておきます。

ニゲラに必要な肥料

ニゲラは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜてください。

あまり肥料は必要としない植物なので、元肥があれば追肥は必要ありません。

ニゲラを植える時のポイント

タネを植える時

ニゲラは移植を嫌う植物なので、種から育てる時は育てたい場所に直接種をまいて育てる「直播き(じかまき)」がおすすめです。

1cmほどの深さに種をまいて、しっかり土をかぶせて発芽させます。ニゲラは嫌光性で日に当たると芽が出にくい植物なので、しっかり土をかぶせてください。

苗を植える時

植え付けのタイミングは気温が上がってきた春が適期です。

自分で種から育てたポット苗の場合は、秋の時期に植え付けても良いですが、春に暖かくなってから植え付けたほうが寒さで枯れる心配が減ります。

ニゲラは直根性で太い根が1本出て育つので、植え付ける時は根を傷つけないように根鉢は崩さずそのまま植えつけてくださいね。

ニゲラを育てるのに適した場所

ニゲラは日当たりと風通しの良い場所がおすすめです。

乾燥気味の環境を好むので、じめじめした場所は選ばないようにしましょう。

寒い地方の場合は苗を冬越しさせる時は、鉢植えにして室内に取り込んで管理したほうが良いです。

ニゲラの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

ニゲラは花がら摘みをこまめにする

咲き終わったニゲラの花はこまめに摘み取っておきましょう。

そのままにしておくと種ができて株の養分を奪ってしまいます。

繊細な雰囲気のニゲラは春の雰囲気にぴったり

葉が細く淡い色合いの多いニゲラは、春の爽やかな雰囲気にぴったりの植物です。

風にゆれる草姿もとても綺麗で癒されますよ。ぜひ一度ニゲラを育ててみてはいかがでしょうか。

2018年5月10日 花の育て方