サフランはアヤメ科の多年草で、別名サフランクロッカスと呼ばれています。クロッカスの仲間ですが、サフランとクロッカスは花がさく時期が違い、サフランは秋に、クロッカスは春に花が咲きます。

そんなサフランの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

サフランの特徴について

サフランと聞いて一番に思いつくのは、スパイスとして使われていることですよね。あの赤いものは実はサフランの雌(め)しべを乾燥させたもので、着色や風味漬けに多く使われています。

クロッカスは花色が豊富ですが、サフランは淡い紫色の6弁の花びらをつけます。

針金のように細長い葉を持ち、草丈は低く15cm程度なので花壇の縁取りや鉢植えで育てやすい植物です。夏に植えて秋には花が咲くので生育期間が短いのも育てやすいポイントだと思います。

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サフランの育て方スケジュール

サフランは球根から育てるのが一般的なので、夏以降に出回る球根を購入して植え付けます。

サフランの雌しべをスパイスとして収穫したい時は、開花期間中に行いましょう。

植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

サフランがよく育つ土の性質

サフランは水はけがよく、肥料分の多い土を好みます。

地植えの場合は腐葉土を混ぜて通気性をよくしておき、油かすや牛糞などの堆肥を混ぜておきましょう。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土に、同様の堆肥を少量混ぜておきます。

サフランに必要な肥料

サフランは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜます。

また花が咲き終わったあとも緩効性肥料を与えて、球根に養分をたくわえるようにします。

サフランの育て方

サフランの球根の植え付け

球根は芽が出てしまう前に購入したら9月中には植え付けてください。

サフランは地植えも鉢植えも、深く植え付けることが重要です。浅く植え付けると花付きが悪くなります。

だいたい球根の数個分は深さが必要なので、10cmほどの深さで植えつけます。

植え付けの間隔

植え付けの間隔も深さと同じく10cmほどあけておきます。

サフランを育てるのに適した場所

サフランは日当たりの良い場所に植え付けてください。

日当たりが悪いと花付きが悪くなるので、日当たりの良い場所で深めに植え付けることがよく育つポイントです。

サフランの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。過湿を嫌う植物なので、水のやりすぎには注意しましょう。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

球根が過湿で腐らないように、土の中に指をいれて中もしっかり乾いているのを確認してから水を与えます。

休眠期間の管理

春以降になると葉が枯れてきますが、植えたままで管理する場合は葉が枯れてきたタイミングで水やりは控えて夏越しさせましょう。地植えの場合は雨が当たるので、毎年球根を掘り上げたほうが腐れる心配がないです。

植えたままで育てる場合は夏は水を控えて、9月以降の秋になったらまた水やりを再開して育ててください。

サフランの球根の掘り上げ

花が咲き終わったあとは冬になりますが、冬の寒さには強いので植え付けたままで冬越しします。肥料を与えて球根を太らせましょう。

春以降になって葉が枯れてきたら、掘り上げて涼しい場所で乾燥させてください。球根に新しい球根がついていたら、手で分けておきます。涼しく陽の当たらない場所で保管して、秋になればまた植え付けて育てられます。

毎年掘り起こさなくても植えたままで毎年花を咲かせますが、2〜3年に1度は掘り起こして増えた球根を取り分けましょう。

サフランの雌しべの収穫は?

サフランの赤い雌しべは花が咲いたらすぐに収穫します。

しっかり乾燥させたらビンに入れて保管して使います。

代表的なものだとスペイン料理のパエリヤの色付けや、フランス料理のブイヤベースに使われているのが有名です。

料理にも使えるサフランは初心者におすすめの球根植物

料理にも使えるサフランは初心者におすすめの球根植物

寒さにも強いので、植えっぱなしでも育てられる丈夫な植物なので初心者の方にもおすすめです。

植え付けてから開花までの期間も短いので、すぐに花を楽しむことができます。自宅で収穫したサフランを料理に使えば、料理をするのもより楽しくなりますよ。

淡い美しい紫色のサフランをぜひ育ててみてくださいね。

2018年5月23日 花の育て方