ルーはミカン科の常緑小低木で、別名ヘンルーダ、コモンルーと呼ばれています。

スッキリとした強い刺激のある香りが特徴で、虫除け対策にもなるハーブなのでお庭で育てると役立つハーブですよ。

そんなルーの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

ルー(ヘンルーダ)の特徴について

ルーは地中海が原産のハーブで、強い香りが特徴ですがこの香りはシオネールという成分によって作られています。

シオネールには虫除けや殺菌効果があるため、夏の虫が多い時期に最適です。ただし毒性があると言われているので、食用や薬用として体には使わないほうが良いです。

花は茎の先に小さな黄色い花をいくつも咲かせます。花の雰囲気は菜の花を小さくしたような印象です。また葉の形も特徴的で、カエルの手のような曲線のある広がった形をしていて可愛らしいですよ。

あまり手をかけなくてもよく育つので、ガーデニング初心者の方でも育てやすい丈夫なハーブです。

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ルー(ヘンルーダ)の育て方スケジュール

ルーは春の種まき・植え付けをして、夏に花を咲かせる植物です。

蒸れに弱いので、梅雨時期や夏は風通しをよくして蒸れないようにすることがポイントです。

収穫した葉や花はドライフラワーにして楽しめます。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

ルーがよく育つ土の性質

ルーは地中海原産のハーブなので酸性の土を嫌い、水はけの良い土を好みます。

地植えの場合

植え付ける2週間前に苦土石灰を混ぜて土の酸度を中和します。数日寝かせてなじませたら、腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えの場合

自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作りましょう。

ルーに必要な肥料

ルーは苗を植え付ける時に、元肥として緩効性肥料を土に混ぜておきます。

春から秋にかけてのよく育つ期間は、2週間に1度液肥を与えます。

ルーの基本的な育て方

ルーの基本的な育て方

ルー(ヘンルーダ)の発芽温度

20度前後

ルーの種まき

鉢やプランターに種をまいたら薄く土をかぶせたら水やりをします。

芽が出たら間引いて丈夫なものだけを残し、本葉が2〜3枚になったら鉢や庭に定植させます。

苗の植え付け、間隔

地植えにする時は50cmほど間隔をあけておきましょう。

鉢植えにする時も1鉢に1株にしてスペースに余裕を持って植え付けます。

水やりの頻度

乾燥ぎみの環境を好みます。

地植えは水やりの必要はありませんが、鉢植えの場合は土の表面が乾いているのを確認してからたっぷり水やりをしてください。

花がら摘み

咲き終わった花は花茎の部分から切り取ってください。

剪定・切り戻し

蒸れに弱いので、梅雨前に軽く切り戻しをして風通しをよくしておくと夏越しがしやすくなります。

ルーを育てるのに適した場所

日当たりの良い場所で育てるのがおすすめですが、夏の直射日光では株が弱りやすいので地植えの場合は半日陰で育てたほうが枯れにくいです。

鉢植えの場合は、夏以外は日当たりの良い場所で育ててください。

冬の寒さには強いですが、霜に当たらないように鉢植えは軒下や室内で管理したほうが冬越ししやすいです。

ルーの株の増やし方

ルーは咲き終わった花がらからタネを採取するか、挿し木で増やすことができます。

挿し木をする時は春の時期に、若い枝を10cmほどの長さに切り、下のほうの葉を摘み取ります。

水でよく湿らせた赤玉土やバーミキュライトに挿して、乾燥しないように定期的に水やりや底面吸水をしながら管理すると、1ヶ月ほどで根が出るので鉢に植え替えて育ててください。

春に挿し木をして鉢に植え替える時期には、気温も高くなり夏が近づいてくるので高温多湿な場所は避けましょう。

野菜を育てている人にもルー(ヘンルーダ)はおすすめ!

虫除けや害虫避けの効果があるルーは、野菜の近くに植えて育てればコンパニオンプランツとしても活躍します。

シオネールの成分のすっきりとした強い香りが特徴なので、ぜひ育てて香りをかいでみてくださいね。

2018年6月7日 ハーブの育て方