アルケミラ・モリス(レディースマントル)の育て方・栽培方法のコツ

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アルケミラ・モリスはバラ科の多年草で、寒さにも強いため冬越しもしやすいハーブです。別名ではレディースマントルと呼ばれています。

この記事ではそんなアルケミラ・モリスの育て方や気をつけたいポイントについてご説明します。

目次

アルケミラ・モリスの特徴について

アルケミラ・モリスは葉っぱの形がマントのような形をしているのが特徴的で、葉は綺麗な明るいイエローグリーンの色をしています。

花の色も葉っぱに似た、イエローグリーンの色をしていて長く伸びた茎の先に、花がたくさん咲きます。葉も含めて全体が明るいグリーンの見た目なので、景観を明るくしたい時にはおすすめです。

ハーブの効能としては婦人病に効果があると言われています。

アルケミラ・モリスの育て方スケジュール

種まきは春と秋の一定の気温があれば可能です。苗の植え付けも同様に、春と秋が植え付けのタイミングです。

花は夏を迎える6月前後に咲きます。

種まき 4月〜5月、9月〜10月
苗植え 3月〜5月、9月〜11月
開花 6月〜7月

アルケミラ・モリスがよく育つ土の性質

アルケミラ・モリスはちょうど梅雨時期に咲く花なので、雨の影響を考えて土は水はけの良いものにしておきます。

庭に地植えする場合は腐葉土を混ぜておきましょう。バラ科で弱酸性の土を好むので、苦土石灰は混ぜないようにしてください。

自分で土を作る場合は赤玉土7:腐葉土3の割合で土を作ります。山野草用の土が市販で売られているので、そちらを使うと簡単です。

アルケミラ・モリスに必要な肥料

植え付けをする時に元肥として緩効性肥料を与えてください。

生育中は鉢植えの場合は春と秋の時期に、月に2回ほど液肥を与えます。地植えの場合は基本的に必要ありません。

アルケミラ・モリスを植える時のポイント

タネを植える時

ポットに種まきをして土を軽くかぶせ、乾燥に気をつけながら育ててください。発芽したら間引きをして1本だけ残して育てます。

苗を植える時

本葉が2〜3枚になったら植え付けのタイミングです。横にも大きく育つので、地植えする時は間隔を50cm〜60cmほど広めにあけておきましょう。

アルケミラ・モリスを育てるのに適した場所

高温多湿が苦手なので、日当たりがよすぎる場所は避けてください。

午前中だけ日が当たる場所など、半日陰で育てるのがおすすめです。

アルケミラ・モリスの水やりの頻度

植え付けの時にしっかり水やりをして根付かせてください。

地植えの場合

植え付けの時以外は必要ありませんが、雨が降らずに土が乾燥するようであれば補助的に水やりをしてください。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は、土が乾燥しやすくなっているので土の表面が乾いているのを確認してから、しっかり水やりをしてください。乾燥にも過湿にもあまり強くないので、水のやりすぎにも注意しましょう。

アルケミラ・モリスの冬越し

多年草のため、毎年冬越しをすると翌年また葉が出てきます。

冬の期間中は水やりは控えめにしてください。葉は基本的に枯れるので、枯れた葉や茎は取り除いておきましょう。

寒さには強いので、冬越し自体はしやすいです。

アルケミラ・モリスは半日陰の場所を明るくしてくれるハーブ

アルケミラ・モリスは葉の色も明るく株も大きくなるため、半日陰のちょっと暗い印象の場所をパッと明るくしてくれます。

茎の先端を切って育てれば、挿し芽で株を増やすこともできます。ぜひ一度アルケミラ・モリスを育ててみてはいかがでしょうか。

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