シャコバサボテンの育て方・栽培方法のコツ

シャコバサボテンの育て方。水やり・場所・葉摘みがうまく育てるコツ。
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シャコバサボテンはサボテン科の多肉植物で、別名クリスマスカクタス、デンマークカクタスと呼ばれています。

多肉植物はここ数年日本でも人気が急上昇していて、実は海外でも多肉植物は人気が高いです。サボテンは昔からなじみのある植物ですが、その中でもシャコバサボテンは花も綺麗でおすすめです。

そんなシャコバサボテンの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

シャコバサボテンの特徴について

シャコバサボテンという名前は、葉(正確には茎節)にある棘の形が甲殻類のシャコに似ていることからつけられました。「シャコのような葉」で「シャコバ」ということですね。

草丈は大きなものでも40cmほどで、鉢植えで管理できます。花色は赤やオレンジ など温かみのある色が多く寒い季節によく似合います。サボテンは水を茎に蓄えることができるので、水やりの頻度も多くなく育てやすいです。

ちょうど秋から冬にかけて、クリスマスの時期を彩るためクリスマスカクタスとも呼ばれています。カクタス(cactus)というのは英語で「サボテン」の意味です。

シャコバサボテンの育て方スケジュール

開花時期は秋から冬にかけて、茎の先端に花が咲きます。

基本的に鉢植えで育てるので、根詰まり防止に定期的な植え替えが必要です。

植え付け 4月、9月〜10月
開花 10月〜12月

シャコバサボテンがよく育つ土の性質

シャコバサボテンは過湿を嫌うので、水はけの良い土を好みます。

鉢植えなどに自分で土を作る場合は、赤玉土5:腐葉土3:軽石2の配合の培養土を作りましょう。シャコバサボテン用の培養土も市販であるので、そちらを購入すると簡単です。

シャコバサボテンに必要な肥料

シャコバサボテンは生育期間にのみ肥料を与えます。5月から7月の花が咲く前の期間に、月に3回ほど液肥を与えてください。

夏以降は肥料は与えないでください。

シャコバサボテンを育てるのに適した場所

寒さに当たると枯れる原因になるので冬から春にかけては室内で、夏と秋は屋外の半日陰で育ててください。短日植物なので、夜間に光が当たらない場所で管理すると花芽がつきます。

室内で管理する時は、明るい窓辺などで日に当てて育てます。

シャコバサボテンの水やりの頻度

土の表面だけでなく中もしっかり乾いているのを確認してから、根鉢から水が出るくらいしっかり水やりをします。土の乾燥は竹串や箸を土に挿して、土が湿っていないか確認するとわかりやすいです。

過湿になると根腐れするので、土の状態を確認せず水やりをすると枯れる原因になります。

シャコバサボテンは葉摘みを年2回する

シャコバサボテンは形をととのえ花を咲かせるために、年に2回葉を摘み取る必要があります。葉摘みは春と秋の2回です。

春の時期は、根元から2〜3節残して葉を手で摘み取ります。摘んだところから新しい芽が出てきて、その先に花を咲かせます。

秋の時期は、小さな新芽を全て摘み取って成長を止めます。株の成長がとまることで花芽をつけて、花が咲くようになります。

摘み取った茎は挿し芽に利用できる

春の時期に摘み取った茎を、清潔な赤玉土などに挿して乾燥に注意しながら育てれば株を増やすことができます。

春の葉摘みの時期に、平行して行いましょう。

1〜2年に1回は植え替えをする

鉢植えで育てると、土の中でどうしても根詰まりを起こしやすくなり成長が悪くなります。そのため1〜2年に1回は一回り大きな鉢に植え替えてあげましょう。

植え替える時は緩効性肥料を土に混ぜて植え替えます。植え替えのタイミングは春と秋の2回です。

シャコバサボテンは水やり・場所・葉摘みがポイント

サボテンなどの多肉植物は、土がちゃんと乾いてからしっかり水やりをすれば良いので、水やりの頻度も少なく管理しやすいです。逆に水のやりすぎが枯れる原因になることも多いですね。

また冬から春にかけては寒さ対策をしっかりして、枯れないようにしましょう。

葉摘みをして、形をととのえ成長をとめることで花付きがよくなるので、葉摘みをやってなかった!という方はぜひ試してみてください。シャコバサボテンの育て方の参考になれば幸いです!

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