アザレアの育て方・栽培方法のコツ

アザレアの育て方。植え付け方・置き場所・水やりに注意することがコツ。
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アザレアはツツジ科の常緑低木で、別名オランダツツジ、セイヨウツツジと呼ばれています。ツツジよりも見た目が豪華な花を咲かせます。

そんなアザレアの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

目次

アザレアの特徴について

アザレアはアジア圏に分布しているツツジをヨーロッパで品種改良したものです。

日本でよく見るツツジの花よりも、アザレアの花は花びらの数が多い八重咲きや、花びらの端が波打ったフリル咲きなどあり豪華な見た目が特徴です。

花色はツツジに似たピンクや白・赤が多いですが、ツツジとの違いとしては赤と白、ピンクと白というように2色使いで模様が入ったものが多いです。

草丈は低木のため小さなものは20cm程度で、大きなものでも1m程度とあまり高くならず育てやすいです。

アザレアの育て方スケジュール

アザレアは苗木を園芸店で購入して育てるのが一般的です。植え付けは花芽がでてくる頃の5月以降がおすすめです。開花時期は冬の初めから春先まで長く楽しめます。

植え付け 5月〜6月
開花 12月〜5月

アザレアがよく育つ土の性質

アザレアは酸性で水はけの良い土を好みます。ツツジの仲間は酸性の土を好むので、覚えておくと失敗せずに済みます。またおすすめは鉢植えでの管理です。

鉢植えに自分で土を作る場合は、鹿沼土6:ピートモス2:腐葉土2の配合の培養土を作りましょう。土のpHが酸性で、なおかつ水はけ・水持ちが良いことを重視します。

ブルーベリーの専用土など、酸性の土を購入しても構いません。

アザレアに必要な肥料

アザレアは開花期間中は肥料は必要ありません。開花期間に肥料を与えると花付きが悪くなります。

春に開花する前と、花が咲き終わってから9月までの期間に液肥を与えます。

アザレアは購入したらすぐに植え替える

鉢花を植える時

鉢花を購入して育てるのが一般的ですが、根がはっていることが多いのですぐに植え替えてください。

植え替える時は根鉢を崩して、古い土をきれいにとってください。竹串などで根の隙間をつつくようにすると、土が取れやすくなります。

水はけと通気性の良い状態で根を植え付けることが大切です。

アザレアを育てるのに適した場所

アザレアは季節に応じて場所を変えたほうが育てやすいので、鉢植えで育てるのをおすすめします。

春・秋

日当たりの良い屋外で育てて丈夫に育てます。

直射日光は葉が焼けるので、半日陰の涼しい屋外で管理してください。

寒さにはあまり強くないので、冬は室内の日当たりの良い窓辺などで管理してください。室内で管理する時の注意点としては、暖房が当たらない場所で育てることです。

アザレアの水やりの頻度

植え付けて根付くまではしっかり水やりをしてください。アザレアは水を好むので、土があまり乾燥しないように気をつけましょう。

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

アザレアの剪定は花後にする

形がくずれてきたら、花が咲き終わった後に剪定することができます。

剪定する時は枝先を3分の1ぐらい切るようにしましょう。

ツツジが好きな人はアザレアもおすすめ

ツツジの品種改良したものがアザレアなので、ツツジが好きな人はアザレアの豪華な花はきっと気にいると思います。

季節に応じて置き場所など管理が少し大変ですが、花の少ない冬から春にかけて綺麗な花を見ることができるので、ぜひ一度アザレアを育ててみてはいかがでしょうか。

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