オリーブはモクセイ科の常緑高木で、別名オリバ、オレイフと呼ばれています。

葉の緑色が綺麗でおしゃれな樹形なので、最近は店舗や家のシンボルツリーとして人気です。うまく育てればオリーブの実を収穫することもできますよ。

そんなオリーブの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

オリーブの特徴について

オリーブは地中海地方原産の高木で、日当たりがよく乾燥した環境を好みます。

葉は少しグレーがかった緑色をしていて、葉だけでも美しい姿が楽しめます。花はとても小さく薄い黄色の花が春先に穂状に咲きます。

オリーブの実からとれるオリーブオイルは世界中で人気が高く、イタリア料理ではよく使われているオイルですね。実はオイルだけでなく、塩漬けやピクルスで食用としても使われます。

勝利や平和の象徴であるオリーブは、競技の勝者に贈られる冠としても使われています。

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オリーブの育て方スケジュール

オリーブは苗を購入して春に植え付けるのが一般的です。

春から秋にかけては、開花と結実を楽しむことができます。実をつけるには、違う品種のオリーブを並べて植え付けると受粉して実がなります。

植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
開花 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
実の収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

オリーブがよく育つ土の性質

オリーブは酸性の土を嫌い、水はけの良い土を好みます。

地植えの場合

植え付けの2週間前に苦土石灰を混ぜて酸性を中和します。そのあと腐葉土を混ぜて通気性をよくしてください。

鉢植えの場合

自分で土を作る場合は、赤玉土7:腐葉土3の基本的な配合の培養土を作ります。苦土石灰も少量混ぜておきましょう。

オリーブに必要な肥料

オリーブは枝葉が育つ2月と、実をつける10月に固形肥料を与えます。

鉢植えの場合は夏になる前にも1回追肥をして、株を丈夫に育てます。

オリーブの苗の植え付け

苗を植える時

根鉢を軽く崩し、根の大きさより一回り大きく穴をほって植え付けてください。鉢植えの場合は、最初から大きな鉢に植えず、苗の大きさにちょうどあうものを選びます。

地植えの場合は植え付けたあとに、木の周りに土で円を描くように輪をつくって、その中に水をしっかり流し込みます。鉢植えの場合も鉢底から水が流れるまでしっかり水やりをしてください。

オリーブは樹木なので植え付けの時にしっかり吸水をさせておきましょう。

支柱をたてる

オリーブは苗の段階だとまだ枝も細く倒れやすいので、植え付けたあとは支柱をたてて木が倒れないようにしておきましょう。

オリーブを育てるのに適した場所

オリーブは日当たりがよく風通しの良い場所で育てて、蒸れや過湿がないようにします。

寒い地域の場合は、鉢植えで育てて冬は室内で管理したほうが育てやすいです。

オリーブの水やりの頻度

植え付け直後はしっかり水やりをしてください。

地植えの場合

地植えの場合、植え付け直後の水やりが終われば基本的に水やりは不要です。

プランター・植木鉢の場合

プランターや植木鉢の場合は土が乾燥しやすくなっているので、土の表面が乾いているのを確認してからしっかり水やりをしてください。

鉢植えは定期的に植え替えを

鉢植えでオリーブを育てるとどうしても根詰まりを起こしやすいので、2〜3年に1度は植え替えを行います。

植え替える時期は春の3月〜4月です。鉢から木を取り出したらまず根をよくほぐします。そして古い根や伸びすぎた根を適度に切り、一回り大きな鉢に植え替えてください。

オリーブの剪定は?

剪定は春の3月〜4月か、秋の10月〜11月ごろがおすすめです。過湿に弱いので年に1回は形を整えて風通しをよくしておくことが大切です。

剪定して良い枝は、古く枯れた枝や、内側に向かって伸びた枝や細い枝です。ただし前年に伸びた新しい枝は残しておきます。

枝先を軽く切って形を整える程度であれば、時期を問わずいつでも可能です。

シンボルツリーにオリーブを育てるとおしゃれな雰囲気に

シンボルツリーにオリーブを育てるとおしゃれな雰囲気に

実をつけるのは最初はなかなかうまくいかないと思いますが、綺麗なシルバーグリーンの葉だけでも充分に楽しめますよ。

日当たりの良い窓辺などで管理すれば、室内でも育てることができます。

オリーブの爽やかな雰囲気をぜひご自宅で楽しんでみてはいかがでしょうか。

2018年5月20日 植木の育て方