アシタバ(明日葉)はセリ科の3年草で、別名でな八丈草(ハチジョウソウ)と呼ばれています。

ビタミンやミネラルなど栄養が豊富な野菜で、青汁の材料としてもよく使われているほど体に良い植物です。

そんなアシタバの育て方や気をつけたいポイントについて、この記事でご説明します。

アシタバ(明日葉)の特徴について

アシタバを育てる時は1年目は株を育てることに徹し、2年目以降の新葉を収穫します。なので種から育てるよりも、ポット苗を購入して育てるほうが手間もかからないです。

アシタバという名前の由来は「今日葉を摘んでも、明日になると新しい葉が出ているほど丈夫な植物」という例えからきています。

手をひろげたような葉っぱの形が特徴的で、収穫期間が長く育てやすい野菜ですよ。

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アシタバ(明日葉)の育て方スケジュール

種まきは夏の暑い時期を避け、涼しい時期が適しているので春か秋がおすすめです。

ただし発芽率があまりよくないのと、収穫が2年目からであることを考えると、苗を購入して育てるほうが簡単です。

2年目からは春から秋の終わりにかけて、葉がよく育てばいつでも収穫できます。

種まき 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
植え付け 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
収穫 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

アシタバがよく育つ土の性質

アシタバは酸性の土を嫌い、水はけ・水持ちの良い土を好みます。

地植えの場合

よく耕した庭土に苦土石灰を混ぜて、土の酸度を中和します。

数日寝かせてなじませたら、腐葉土・堆肥を混ぜて土質を改善してください。

鉢植えの場合

自分で土を作る場合は、赤玉土6:腐葉2:堆肥2の配合の培養土を作りましょう。

アシタバに必要な肥料

アシタバは苗を植え付ける時に、元肥として鶏糞や油粕を土に混ぜておきます。化学肥料よりも、有機肥料のほうがアシタバには向いています。

追肥は2週間に1度薄めの液体肥料を与えてください。

アシタバの基本的な育て方

アシタバの基本的な育て方

アシタバの発芽温度

15度〜20度

アシタバの種まき

育苗箱や鉢に土を入れ、種まきをしたら薄く土をかぶせます。光を好む種なので、日光があたる程度の薄さで土をかぶせないと発芽しません。発芽するまで遅いと1ヶ月ほどかかります。

乾燥しないように定期的に水やりをしながら明るい場所で管理し、発芽して本葉が3〜4枚になったら植え替えて定植させます。

また育てたい場所に、直播きをしても育てられます。直播きの時は、間隔が空くように何度か間引きをしながら育てます。

苗の植え付け、間隔

ポット苗を植える時は間隔を20cmほど空けて植え付けてください。

鉢植えに植える時は、ポット苗よりもひとまわり大きな鉢がおすすめです。

水やりの頻度

植え付け直後は水やりをしっかりします。

地植えの場合は基本的に水やりは不要ですが、鉢やプランターの場合は土の表面が乾いているのを確認してからたっぷり水やりをしてください。

増し土

栽培中に徐々に土の高さが下がってくるので、土を足す「増し土」を行いましょう。

株元の茎が分かれている部分が埋まってしまわない程度に土を足してください。増し土をすると、その分根も育ちやすくなります。

花がら摘み

2年目以降は花が咲きますが、花は咲く前に摘み取ったほうがやわらかい葉を収穫できます。

アシタバを育てるのに適した場所

アシタバは日当たりと風通しの良い場所を好みますが、夏の暑い時期は直射日光があまり当たらない場所がおすすめです。

半日陰ぐらいの環境でもよく育ちます。

冬の管理は?

冬になると生育がにぶくなり、古い葉は枯れてきます。水やりは土が乾燥しない程度に控えめに行いましょう。

株元にマルチングをして寒さを予防しておくと冬越しがしやすいです。

アシタバの収穫

2年目以降に株がよく育ち、草丈が30cmほどになったら収穫ができます。

春以降に芽が出てきた最初の2枚の葉はそのまま残して、3枚目以降の新葉を摘み取ってください。根元から10cmほど残して、茎のあたりで切り取って収穫します。

新葉にはツヤがありますので、それで残す葉と摘み取る葉を見分けてください。葉はやわらかいうちに早めに摘み取りましょう。

アシタバの増やし方

アシタバは種を収穫すれば増やすことができます。

咲き終わった花がらをそのままにしておくと実をつけるので、枯れてきてから収穫して種を収穫してください。

何年も育てていると株全体が枯れてくるので、そうなったら株の寿命の合図です。株が終わる最後の年に種を収穫すれば大丈夫です。通常は花は咲く前に摘み取り、やわらかい葉が収穫できるようにします。

ただし、ご説明したように種から育てるのは時間もかかり大変なので、ポット苗をその都度購入したほうが手間もかからず簡単です。

栄養の豊富なアシタバを育ててみよう

アシタバは最初の年はしっかり育てて株を充実させ、2年目以降から葉を収穫することがポイントです。

収穫する時は最初の2枚の葉は残しておかないと、枯れてしまいます。少し苦味もあり好き嫌いが分かれるかもしれませんが、天ぷらやおひたしなどで食べられることが多いです。

栄養満点のアシタバをぜひご自宅で育ててみてくださいね。

2018年6月10日 野菜の育て方